陰(いん)と陽(よう)。言葉は聞いた事がある方も多いと思いますが、どのようなイメージをみなさんお持ちですか?
何となくな言葉や漢字からのイメージで陽は明るく陰は暗いイメージがありますから、どうしても陽のが肯定的、陰のが否定的にとらえがちですが、それは日本語のなかに現れた陰陽のイメージにすぎないのです。
正しくは、「陰陽」とは古代中国の思想で、宇宙に存在する全てのものは陰と陽の2つに分類され、その二つは常に調和しバランスをとっているという考え方です。
陽は太陽、昼、活動的、熱い、軽い、上昇する、男性、、、
陰は月、夜、静寂、冷たい、重たい、下降する、女性、、、
というように陰と陽は互いに補う関係です。どちらか一方が欠ければ、どちらも存在できません。この2つのバランスが整っている状態がとてもいいわけですね。
この陰と陽が補う関係だというのが理解できれば「陰」の重要性も自然と理解できるのではないでしょうか。
コメント
コメントを投稿